心を掴む3つのポジション

定期的に、コミュニケーション力を向上させるプレゼンテーションのセミナーを開催しています。

先日、ご参加いただいたのは30代銀座の老舗バーテンダーの男性と40代出版社勤務の男性。お二人とも、じっくり感じてから言葉にするタイプで「会話に付いていけない」、「言い負かされてしまう」など似たようなお悩みをお持ちでした。

 

他者とラポール(心の架け橋)を作る基本的なスキルをお伝えしたあと、エクササイズを実践。ちゃんと時間をとって自分の話が出来れば、こちらの心が思わずキュンとなるような表現の数々。

ご自分たちが思っているほど、コミュニケーションが下手なわけではないのですよね。

自分以外のパターンがあることを知って視点が広がった様子。

「同じ話でも言葉を変えることができるのは大変勉強になり、明日から即実践しようと思った。」とのご感想もいただきました。

 

質疑応答のお時間に、バーテンダーの男性から質問を受けました。

「接客しなければいけない職業にもかかわらず、数名での会話に入っていけない。どうしたらよいのだろうか。」

この方はお店のオーナーからの指示で「とにかくこの講座を受けてきなさい」と派遣されてきた方。すぐにでも解決の糸口を掴みたい、という勢いが伝わってきます。

 

そこで、心を掴む「3つのポジション」という技をお伝えしました。これは、話を3つに分けて構成するとより伝わりやすくなるというプレゼンテーションスキルの一種です。

 

レクチャラー・・・専門的な情報を伝えるパート。

ファシリテーター・・・聴衆と交流を図るパート。

ストーリーテラー・・・自分の体験を語るパート。

 

ストーリーテラーでご自身を語りお客様のハートを掴んでほしいですが、最初ハードルが高ければ、客観性の高いパートの「レクチャラー」「ファシリテーター」の役割で会話に参加していってはどうか、とご提案しました。

練習してみて、「これなら出来そう」と笑顔になった彼。

21時に終了した後、このまま店に行くと自転車に跨る彼に「人生はいつでも、プレゼンテーションだからね」と声を掛け、送り出しました。

 

人と人の会話とは、波間にたゆたっているようなもの。何とかしなければと力むほどに、抵抗を生んでしまうので、まずは、その感覚に馴染むこと。波が来た時にひょいと乗り、そしてまた引いていくなんてことが自然とできるようになるのです。

自然体でその人ならではの魅力が届く、そんなコミュニケーションをお教えしていきたい、と改めて思った夜でした。

楽に自分を表現していけるようになりたい方におすすめです。

 

♦心を掴む!「あなた」が伝わるプレゼンテーション実践講座
11月3日(日) 9:10~11:10

11月6日(水)18:45~20:45

「最先端」且つ「最も基本」のプレゼン術。人の心を瞬時に掴み、人生豊かになること間違いなし。

 

 

 

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