不器用の恩恵 ~認められるまでの待ち時間~

コーチングをしていると、どんな人からも初期に良く出てくる言葉があります。

「私なんて何をやってもダメなんです」
「何もできないんです」
「私には、無理そう・・・」

それってホント?続けてみなくちゃわからない。
初めの段階であきらめてしまったり、そもそも「無理」と決めつけて新しい出会いをふいにしてしまいがちな方に、私の経験談をお伝えします。

自分をまず、受け入れる

なんでもサラリとこなしてしまう人が世の中いる一方、私は真逆の人間です。
以前活動していた踊りというのは、それが思い切り顕著に出る世界。しょっちゅう落ち込んでいました。

 

一つのステップでも、その場ですぐできてしまう人もいる一方、私は何度繰りかえしてもうまくいかなくて、「何回やったらできるの!」と怒られる始末。お金払って習いに来てて、なんでこんな思いしているんだろうって、その理不尽さに涙していました。

 

でも、そのうちそんなダメな自分に吹っ切れて、
「人が3回やって習得するものは、私は10回やればいいや」
「人が10回やって習得するものは、私は100回やればいいや」
と思うようになりました。

 

不器用な自分を受け入れたのです。

 

そこから、当たり前に自主練ルームの予約をするようになりました。


それを見ていたクラスメイトは、「自主練するんだー。偉いねー」って笑ってましたが、「私下手だから、みんなに迷惑かけたくないしね。来週までには今日のステップ覚えておくからー。」って、苦笑いして答えてました。

 

それを当たり前に繰り返しているうち、ある日、ステップ、体の動かし方、リズムの取り方が、一筆書きのように繋がる感覚が生まれるようになったのです。まさに、自分の踊りの基礎が出来た瞬間。


ここから、ますます踊りが面白くなる次のステージが始まったのです。

一万時間理論 ~人に認められるのにかかる時間~

要領を掴んだ後も、練習量を減らすことなく続けていた7年目、初めてソロで踊らないかというお声がかかるようになりました。

 

皆さんは、一万時間理論というのを聞いたことがありますでしょうか。どんなものでも、一万時間近く続けると、プロレベルに到達するという理論です。

 

私がこの理論を知ったのはずっとずっと後の事ですが、このソロでのお声かけをいただいたのは、ちょうど一万時間に到達するころ。どんな人でも、地道に続けていると認められる瞬間が来る。そう確信した出来事でした。

時間をかけたからこそわかる「自分自身」

そのあと数年、セミプロとして活動を楽しむことになるのですが、もし私が器用な人間で、どんなステップでも、振付でも、サラリとできてしまう人間だったら、一万時間に近づくほどの練習量を積むことはなかったと思います。また、プロになろうとして一万時間もの練習を重ねようと思ったら、きっと途中で挫折していたでしょう。

 

ただただ好きで、少しでも上手になりたくて重ねていたことで、ソロとして通用するレベルに到達してしまった、というのが正直なところです。

 

そして、この練習を通じて得たものは、踊りが上達したということだけではありません。

繰り返し練習する中で、自分の骨格を知り、得手不得手を知り、踊りを見てくれた人の反応を受け止める。それはまるで、木彫り師が木の破片から仏像を彫りだすように、「自分」という人間の魂の輪郭をなぞるような作業。

不器用だからこそ、時間をかけたこその恩恵です。

ですから、もし、「私は不器用だから・・。何もできないし・・。」とうつむいている方にこそお伝えしたいのです。まずは始めてみましょう。そして、続けてみましょう。

 

きっと、あなたにしか生み出せない物が未来に待っていますから^^

 

あなたと一緒に未来を創るのを心から楽しみにしています。

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