限界値100を、110に引き上げる

コーチングさせていただいているアスリートの方が、この秋、複数の試合で自己ベストを更新しました。この記録が来年の大目標に繋がっていきます。 私はアスリートではないので体作り、トレーニングはご本人にお任せし、メンタル部分のサポートをさせていただいています。 試合直前、「もう現在の100の力を110にすることはできないので、いかに100に近いパフォーマンスをできるようにもっていけるかに集中している」という発言がありました。 ここを110に持っていくのがコーチの役目。 練習はかなり積んでいるのに結果に結び付かない方、または、試合の時のパフォーマンスがどうしても練習の時より下がってしまうという方の参考になれば幸いです。

体の各パーツの意識を整える

10月~11月にかけてのコーチングで、私が意識したことは2点。 一つ目は、その人の持っている体の各箇所の意識統一。 このように書くと「体は一つでしょ?」と疑問の声があがりそうですが、実は体の部分には、それぞれ意識が備わっています。 「目標に向かってまっしぐらに進みたい」という部分と、「スポーツをすることで体がダメージを受けるのではないか」と心配している部分。言わば、細胞一つ一つに魂がやどっているというのでしょうか。手に入れたい目標に「素直に向かっている部分」と、それに「抵抗・反抗を示す部分」が存在しています。 どちらも本体の事を思ってですが、この二か所は葛藤していて、目標に向かって進めない状態、或いは、進みにくい状態を作っています。 それを統合し、「目標に向かわせる」という意識改革をしました。そうすることで、抵抗がなくなり、パフォーマンスが向上したのです。

本番環境を味方につける

二つ目に意識したこと。 それは試合会場に集まる人、景色、音など、あらゆるエネルギーを自分の味方にするというイメージトレーニング。ご本人が意欲的に会場で行ってくださったこともあって、「自分が応援されている」という暗示の状態を作り上げ、それが奏功したともいえるのでしょう。 これは、ご本人が体作りを十分になさった上での話ですので、意識だけを改善させたとしても、結果にはつながらなかったと思います。本番でうまく行くために、体作りとともにメンタルを強化をしたからこその結果です。 これは、私自身が昔、踊りのコンクールに出場したときの「本番で自分の本領をどこまで発揮できるか」という実験をもとにして作り上げています。 緊張の高まる本番で、練習の時と同じパフォーマンスを発揮することは、案外難しい。いつもはできるのに、ちょっとしたミスで順位を落としてしまったら、きっと後で後悔するだろう。そう考えた私は、少なくとも今の自分の実力の100%、或いは、それ以上のパフォーマンスを本番で発揮するにはどうしたらよいか、研究したのです。 踊りそのものの練習も極めながら、深層心理の本を読んで自分の精神状態をコントロール。その状態で本番に挑んだところ、かなりの効果を感じることができたので、そのあと更に研究を深めていきました。

与えられた時間の中で何を生み出すか

このアスリートは50代男性。お仕事の傍ら、来年度は山岳での長距離マラソンでの上位入賞と、大学院への入学も目標に入れて準備をなさっています。普通の生活を送りながらでは、もちろんそれは無謀。しかし、メンタル面を整えることにより、時間の使い方の質を上げ、集中力を向上させ、着々と目標へのロードマップを進まれています。 この方は、命に関わる大病をされたことがあるため、時間の重みを誰より理解なさっています。 与えられた時間で何を生み出すか。 そのパワーを最大にするべく、コーチングを使ってくれていることにも本当にありがたく思っています。 与えられた時間を自分らしく活かし、本番という特別な環境をいかに味方につけるか。 意識の改革でそれは十分可能なのです。 体験セッションのお問い合わせはこちらご覧ください。 また、メールマガジンでは日々の気づきをお送りしています。併せてご活用ください。

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